子供が貼ったシールがベタベタしてなかなか取れん!イライラするぜー!…だったり、知らん間にこんなとこにも貼ってやがった!という時などに。
いつの間にか子供が家の中で貼っているシールをなるべく、その場所を傷つけずに簡単に剥がすテクニックや、家にあるもの(身近にあるもの)でシールを剥がす裏技を解説します。
窓ガラスに貼られたシールを剥がす方法
ふと見た瞬間。知らない間にいつの間にか貼られてしまってる事が多いのが窓ガラス。特にカーテンに隠れて見えにくいとこに貼られると…気づいた時には結構な日にちがたってしまっていて、ベタベタが取れん!となりがちですよね。
そんな窓ガラスに張り付いたシールを取るのにおすすめなものはハンドクリーム。
ハンドクリームをシールの上から(剥がす必要はありません)たっぷりと塗ったら、その上にサランラップをかけて5〜6時間放置。するりと取る事ができます。
ハンドクリームを使うのは、ハンドクリームに含まれる油分によってシールの粘着成分を抑える効果が。
他にも、酸性の成分を使ってお酢を塗って剥がすやり方。樹脂を溶かす力がある除光液を使うやり方。界面活性剤によるぬるぬるで剥がしやすくする中性洗剤を塗る等の方法もありますが…
ガラス面への定着のしやすさでいうとハンドクリームがもっともやりやすくておすすめです。
ハンドクリームでやる方法は知ってたけど、うまく剥がれなかった!という人は、単純に放置時間が不足してて油分が浸透しきってません。紹介のとおり最低でも5時間ぐらいは放置してから剥がしてみてください。
家具に貼られたシールを剥がす方法
家具に貼られたシールを剥がす場合も、先に紹介した「ハンドクリーム」「お酢」「除光液」「中性洗剤」などを塗って放置すれば剥がす事はできますが…
お気に入りの木製家具などでやる場合には注意が必要。お酢や除光液はそもそも成分によって変色してしまう可能性が、またハンドクリームや中性洗剤の場合でも油分や成分が木に染み込んで残ってしまう場合があるので注意が必要です。
あまり色々塗りつけたくない場合に活用できるのがドライヤー。シールを少しだけめくったらドライヤーの熱を少しづつあてていき粘着力を弱らせて剥がします。
壁紙のシールを剥がす方法
家の壁紙にシールが貼られてる時。壁紙自体が凸凹している場合で、シールを貼られてからそんなに日数が経過してないなら、そのままスルッと剥がせれます。
ただ、実際に剥がす時にはかなり注意が必要。壁紙は表面の模様の部分と内側のノリがついた面が手で剥がせるぐらい簡単に分離するようになってます。(その方が壁紙を張り替える時にやりやすい)
簡単に分離するので、あまり雑にはがしてしまうと壁紙の一部分ごとシールにくっついて剥がしてしまう事になり、かなりへこみます。
また、壁紙自体に成分が残ってしまうケースもあるので、中性洗剤やハンドクリームを浸す方法は避けて、ドライヤーの熱を当てながら徐々にはがしていくやり方の方が安全です。
Switch本体などのゲーム機のシールを剥がす方法
例えばSwitch本体やコントローラー(良く壊れるJoy-Conとか)が故障してそうな時など。修理するためにサポートに送る場合。「保護シート、保護カバー、シール、デコレーションといった装飾物は取り外してから送ってね」とあります。
ゲーム機に貼ってあるシール剥がしも結構面倒くさいもの。本体に影響がないように、液体系のものは使えませんし、当然ドライヤーなどの熱をあてるのもダメです。
そこで便利なのが消しゴム。いったんシールを剥がせるとこまで剥がしてベタベタが残ってる状態に。後は粘着している部分を消しゴムでこすっていけば削りカスと一緒にベタベタを取り除く事ができます。
「液体かけれない&熱もあてれない」というタイプのゲーム機やノートパソコンなんかのシールを剥がす時におすすめな方法です。
シール剥がしも活用する
家にあるものでシール剥がしは代用できますが、やはり専用のものも常備しておくと便利。
ロックタイトは接着剤専門のブランドで、世界80カ国以上で愛用されているところ。そんな接着剤メーカーが作るシールはがしは、「接着剤を知り尽くしてるからこそ、剥がす方も得意」というのがウリ。
泡のムースタイプのシール剥がしで、特に両面テープなどの残ったベタベタを剥がす時におすすめのアイテムです。
コンパクトサイズのシールはがし。スプレータイプになっていて、剥がしたい場所に吹き付けて専用のヘラを使った剥がしていきます。
備蓄用においておきたい小さめサイズのシールはがしです。
先に紹介したロックタイトの液体版。蓋に付属したハケでたっぷりと塗りつけれるので、頑固で強力なベタベタも取り除きやすい仕組みに。
またスプレータイプとは違って空気中に散らばらないので、密室内で何箇所もシール剥がしをしないといけない時なんかにも便利。