冷感素材をベースに作っていて、「ひんやりとした感触」が特徴のひんやり系寝具の中から、口コミ評価が高くて人気のアイテムだけを厳選してご紹介。(口コミが多いだけのサクラ品は排除。日本メーカーのもののみ)
寝苦しい夏場に手軽に簡単に涼しくなれる、おすすめの夏用寝具をまとめました。
冷感素材のQ-max値とは?(ひんやりの目安)
冷感素材系のアイテムを見る前に、この手の商品によく記載されているQ-max値を理解しておきましょう。Q-max値は「最大熱吸収速度」の意味で、その素材に触れた時にどれぐらい熱が移動するのか?を数値化したもの。
単純にQ-MAX値が高いと「ひんやり感」を感じやすくなります。数値のおおまかな目安はこんな感じ↓
Q-MAX 0.2〜 | 「接触冷感素材」と呼べる |
---|---|
Q-MAX 0.3〜 | 触ってひんやりと感じるぐらい |
Q-MAX 0.4〜 | かなりひんやり感じる |
Q-MAX 0.5〜 | 超ひんやり! |
ざっくりとした目安としてはQ-MAX値を見ればOKですが、Q-MAX値はあくまでも瞬間的な熱の移動を数値化したものである点については注意が必要。
瞬間的なので、触った瞬間は冷たく感じるものの、素材自体に通気性や発汗性がないとその後は逆に暑く感じてしまう場合もあります。
Q-MAX値でひんやり感の目安を見つつ、それ以外の通気性能や発汗性能にどんなこだわりがあるのか?にも注目してみてください。
昭和西川 冷感敷きパッド
タレントのマツコ・デラックスさんも愛用、点で支える「ムアツふとん」で有名な寝具メーカーが昭和西川さんです。
そんな昭和西川が作るひんやり敷きパッドのQ-MAX値は0.252。最初のひんやり感はそこそこですが、表面が吸水速乾タイプとなっていて、ドライな肌触りで暑くなりにくいです。
また「カミナリキルト」と呼ばれる独自の細かいキルトを使用していて、接触面を少なくする工夫も。
瞬間的な冷感は他製品と比べて感じにくいながら「通気性の良さ」の部分で、寝具メーカーならではのこだわりを感じます。
ナイスデイ ひんやり敷きパッド 抗菌防臭TypeQ-max0.542
ナイスデイ ひんやり敷きパッド 抗菌防臭TypeQ-max0.542
ナイスデイさんの敷きパッドの特徴は、先に紹介した昭和西川さんのものと比べると歴戦。Q-MAX値は0.542もあります。「超ひんやり!」に感じる最高クラスの0.5以上という数値。
薬剤等を使わずに接触冷感性を感じるALCOOL SUPERと呼ばれる独自の素材を使用。編み込んでいる糸そのものが冷感素材なので、リバーシブルで使用できる点も魅力です。
ナイスデイ さわってひんやり接触冷感 Q-max0.5 枕カバー
ナイスデイ さわってひんやり接触冷感 Q-max0.5 枕カバー
こちらも同じくナイスデイさんの商品で、枕カバータイプ。Q-MAX値は0.542と敷きパッドと同じ高い数値です。
もともと高い冷感性能をもっていますが、事前にエアコンをつけておくと、さらに強力なひんやり感を感じるそう。
mofua cool 夏用 タオルケット
mofuaのタオルケットは、熱を奪う働きを持つというマイカ鉱石も使われてたナイロン繊維で作られています。Q-MAX値は0.386でそこそこひんやり感じる温度帯。
ひんやり系の寝具は作り方によっては逆にムレを感じやすくなってしまいがちですが、mofuaタオルケットでは綿100%のタオル生地、メッシュ生地、接触冷感生地の3層構造で通気性が高く、熱がこもりにくい構造に。
実際の口コミも「ひんやり感がすごい!」と高評価なものが多い商品です。
りぶはあと ひんやりクール 抱き枕シリーズ
もっちもちタイプの癒やしの抱き枕です。抱き枕ぬいぐるみのお腹の部分と口の中に冷感素材を使用しています。
口の中の冷感素材は、ちょうど口の中に手をつっこむようにしてうつぶせ寝をする時に使うもので、家の中でリモートワーク中にちょっと仮眠…という時に、もちもち&ひやひやで快適に眠れそう。
写真のジンベイザメの他にも、シロイルカ、ペンギン、サメ、クジラ、ティラノサウルスなどの別バージョンもあります。
アイリスプラザ 抱き枕 接触冷感 Qmax0.38
熱伝導性の高いレーヨンとナイロンで織られたBLUE-TEXと呼ばれる独自の素材を使用して作られた抱き枕でQ-MAX値は0.383です。
抱き枕の特性上、どうしても長く抱きついてるとその部分は暑くなってしまうものの、違うポジションに変えるとすぐにヒンヤリ感を感じる事ができます。
極冷感 ダブルクールピロー ウェーブ型低反発枕
ちょっとめずらしい低反発枕タイプのひんやり寝具。枕カバーにはナイロンとレーヨンの熱伝統性高めの糸で織られていて接触冷感に。また、内部にはジェルシートも内蔵していて、接触冷感+ジェルシートのダブルで冷感を感じれるようになっています。
アイスノン アイスノンソフト
やっぱり定番品はいいもの…という事であえてご紹介。発売はなんと昭和40年になるそうで、ひんやり系アイテムとしては超ロングセラーになっています。
アイスノンソフトは「一番冷たさが持続するアイスノン」として人気。
頭にあたる部分は柔らかく凍らないけどひんやりな「不凍ゲル」を使い、その下には10時間もの長時間の冷たさを持続させる「凍結ゲル」。さらにその下には冷気を逃さない断熱シートと3層構造になっています。
風邪を引いた時にだけ使うイメージもあるアイスノンですが、暑さで寝苦しい夜に活躍するのはもちろん、中途半端な性能の接触冷感素材を使うぐらいなら、しっかりと冷たさを感じる事ができるのでおすすめです。
ケンユー 足らくさん
こちらは、足裏バージョンのアイスノンとも言える商品で、冷凍しても固くなりすぎないジェル素材を使用し、足裏にぴったりとフィットします。
手足が暑くて寝れない!という人に愛用者が多く、これを巻いてると快適に眠れると評判。
okamoto 靴下サプリ ひんやり寝ながらうずまいて血行を促すソックス
okamoto 靴下サプリ ひんやり寝ながらうずまいて血行を促すソックス
オカモトさんの「靴下サプリ」シリーズは、「好きなときだけ!ふくらはぎ押し上げサポーター」「軽やかに!薄手ふくらはぎ押し上げサポーター」「す~っとおやすみ ぬくもりソックス」などなど、とっても長いネーミングでユニークな機能を持つものが多いですが、こちらは足元ひんやりさせつつ着圧もしてくれるという2つの機能を持つもの。
立ち仕事や座りっぱなしが多くて足がむくみやすいので、着圧ソックスは使いたいけど、夜は寝苦しくて困ってる…という人におすすめです。