リモートワークやテレワークなどが続き、家にあるありあわせのもので作業スペースを作ったり、リビングの食卓を仕事部屋代わりに使っていると。
そもそも高さが合ってなかったり、固いテーブルの上でマウス操作を続ける事によって手首が痛くなってしまった…という人も多いはず。
我慢しつつ仕事をできなくもないですが、やはりどう考えても作業効率が落ちてる感じがしてモヤモヤしてしまいます。
そんなマウス操作で手首が痛い時に、なるべく具体的な方法でラクに解消するためにおすすめな方法をご紹介!
マウス操作でテーブルと手首がすれて痛い時の対策
マウスを動かす時に手首とテーブルが擦れて痛くなってしまってる時、主にできる解消方法は2つです。
マウスパッドをいいものに 固いテーブルでタコになる
シンプルに固いテーブルの上で操作しているから手首がこすれて痛くなってきます。
そんな時にマウスパッドを活用したいのですが、手首の事を考えて柔らかすぎるものを選ぶと、今度はマウス操作がしにくくなり逆に効率が落ちてしまう結果に。
10年近くPC作業をしている筆者が何度も愛用しているマウスパッドは「SteelSeries」のマウスパッドです。
思った場所にぴたっ!と止める事ができつつも、サラサラとした表面でマウス操作がかなりしやすいです。マットの厚みは2mm、3mm、6mmと3種類あり分厚いものほど手首への負担を軽減してくれてとても楽に。(筆者は6mmを愛用)
マウス操作に合わせた範囲のマットだけでも良いですが、おすすめなのはキーボードを操作する部分もカバーする大きめサイズ。マウス操作時はもちろん、タイピングをする時に手をおく部分もクッション的な役割でパッドがカバーしてくれるので疲れにくいです。
こすらずに済むトラックボール
通常のマウス操作ではどうても手首がテーブルで擦れてしまいますが、トラックボールタイプなら基本一切その場から動かす事はなく、操作は指だけになるのでかなり低減。
ただ、使い始めて慣れるまでにある程度の時間を要してしまうのが弱点。慣れるまでの時間を無事乗り越えると普通のマウス操作よりもスピードアップできるのでむしろトラックボールを使うメリットになります。(マウスを動かす必要がないので、作業スペースが狭くても操作できる点もメリット)
トラックボール系マウスではロジクールのものがド定番で一番人気。MXTB1sとうモデルが最新にはなりますが、おすすめは旧モデルのM575Sの方。
最新モデルは基本的な機能は向上しているものの、サイズが旧式よりもワンサイズ大きくなっていて日本人の手には大きすぎて逆に疲れる…という声が多数。
一方、M575Sの方は古いからといって機能面が劣りすぎてるという事もなく必要十分。大きさも日本人にフィットするサイズ感で、初めてトラックボール式マウスを選ぶ時にも多くの人がチョイスしています。
操作する時のマウスと手首の角度が悪くて痛い時の対策
マウスをテーブルに置いている時の高さが低すぎたり高すぎたりすると、手首に余計な負担をかける事になり痛みの原因に。
テーブルの高さをばっちり合わせるのが理想的ですが、そう簡単に高さを変える訳にもいきません。
そんな時は手首クッション系のアイテムを活用する事である程度 無理な角度になってしまうのを低減できます。
クッション付きのマウスパッドを活用
エレコム マウスパッド リストレスト一体型 疲労低減 “COMFY”
1,000円以内という価格ながら、しっかり手首を保護してくれるアイテムとして人気なのがエレコムのリストレスト一体型のマウスパッド。
表面にはディンプル加工と呼ばれる独特な凹凸があり、汗などのベタつきがないサラッとした質感。クッション内部には低反発ポリウレタンを入れていて、その人の手首のサイズに合わせてフィットしてくれます。
クッションがいやならサポーターをつけて角度をあわせる
先に紹介したリストレストタイプのマウスパッドは、パッド上での操作に慣れてくるとかなり手首への負担を低減できる一方…
「リストレストの上で操作し続ける」という部分に慣れるまでは、場所を固定されてしまう事が逆に苦痛に感じ、痛みとは別のストレスを感じてしまう人もいるかもしれません。
そんなタイプにおすすめなのは手首に巻きつけるタイプのクッション。場所を固定される事なく手首をガードできる点が最大のメリットで、「ハードにPC作業する時はこれがないとダメ」という人や「腱鞘炎の時につけてると楽になった」という高いクチコミ評価が。
見た目は可愛らしい感じですが、手首の痛みに困っている時には一度試してみる価値アリの実力派アイテムです。
マウスで手首が痛い時にやる簡単ストレッチ
手首の痛みを軽減してくれるアイテムと併用して、痛みを楽にしてくれるストレッチも合わせて試してみてください。
普通に考えると手首が痛くなったら手首まわりマッサージしたり伸ばしたり、またぶらぶらさせてみたり…なんかが思いつきますが、実は手首まわりだけやってもあまり意味はなく、筋肉がつながっている部分全体をほぐす事で緊張が和らぎ痛みを改善できるのだとか。
手首をストレッチするのではなくて、手首に関連する筋全体を体全身を使ってストレッチする方法を紹介しているのが上の動画です。(90%以上の「いいね」、200件近くの「感動した」コメントがある人気の動画です)